「ぬか漬け」は乳酸菌が最強クラス!

食生活

こんにちは。温活アドバイザーのAkiです。

毎日腸活のためにヨーグルトを食べている方も多いのではないでしょうか。

なんと、そのヨーグルトの10倍もの乳酸菌が含まれている発酵食品が何かご存知でしょうか。

それは「ぬか漬け」

そんな桁違いに乳酸菌が多いぬか漬け。確かに手をかけないと菌が育たないのでちょっと面倒ではありますが、私は現在5代目のぬか漬けを楽しんでいます。

食事で何かもう1品ほしい時、箸休めにぬか漬けがあるだけで、食卓がちょっと豊かに、そして楽しくなります。そしてお腹もキレイに!

今回は、最強の腸活食材「ぬか漬け」の魅力と、簡単な漬け方をご紹介します!

温活と発酵食品

ヨーグルトや味噌などの発酵食品が腸活には良いですが、最近はおうち時間でぬか漬けを漬ける方も多いとのこと。ぬか漬けファンの私にはうれしい限り。ぬか漬け交換したいくらいです(笑)

温活と発酵食品には深い関係があります。

人間の腸内には、なんと100兆個以上の腸内細菌がいるそうですが、発酵食品を食べると、腸内の善玉菌が増えることで腸内環境が整うといわれています。腸内環境を整えれば、脳のストレスが緩和されて自律神経のバランスが整い、冷えの改善にもつながるのです。

詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

そして、なんとヨーグルトの10倍もの乳酸菌が含まれている発酵食品が「ぬか漬け」なのです!

ヨーグルトの乳酸菌が1mlあたり約1,000万個に対して、ぬか漬けの乳酸菌は1gあたり約1億個とも言われているのです。なんと10倍!

まさに「ぬか漬け」は腸活にぴったり。ヨーグルトの比ではありません。

定食や居酒屋さんでは、「漬物は残してもいいか」くらいの到底メインを張れない存在で、小皿がこっそり佇んでいますが、そんな姿とは裏腹に「腸活最強クラス」の食べ物なのです!

自分だけの菌を育てる

ところで、人の皮膚には、誰でも自分用にカスタマイズされた常在菌が棲みついています。もちろん手の平にも。(悪い菌ということではないです。)

そういえば長男を出産した時、夫が赤ちゃんを抱っこしたら赤ちゃんの顔に発疹ができてびっくりしたことがあります。助産師さんが「お母さんの手の菌には慣れているけど、生まれてからあまり触っていない人に抱っこされるとよくありますよ。」と。(パパ、なんかごめん。)

赤ちゃんの発疹にはもちろん色んな原因があると思いますが、「そういうこともあるのか~」と驚いたことを思い出します。

最近腸活の本で、子供は3歳までに腸内細菌が決まるという内容を読みました。小さい頃に砂遊びをした方が良いという話も聞きますし、やっぱりいろんな菌を身に付けて、強く育っていくのかもしれません。

そして、高温多湿な日本は、味噌、納豆、醤油、お酢など昔からたくさんの発酵食品がありますが、元々は素手で触ってつくる工程もあります。(こうじを混ぜる、とか。)

味噌づくりでも、何人かで作るときは味噌玉を交換するとか、ぬか漬けはぬかを分けてもらうとか、嫁入りにぬか床をもっていくとか(古い!)、、聞いたことありませんか?

それは、いろんな人の常在菌を混ぜる方が美味しくなるかららしいのです。

やっぱり何でも多様性が大事ということなんでしょうか。自然界っておもしろい。

ということで、発酵食品はできれば自家製で作りたい、ということでぬか漬けは自分で漬けています。

ぬか漬けは大変なのか

大変というか、面倒です。面倒というか、ぬか漬けの存在を忘れて冷蔵庫の中のぬか漬けの容器のフタを開けるのも怖くなったことが何度となくあります。。

そして、今我が家の冷蔵庫には5代目のぬか床が鎮座しています。

何しろぬか床の中の菌は生きているので、空気に触れさせる必要があります。常温だと発酵や腐敗も進みやすいので、私のようにズボラな方は冷蔵庫管理の方が安心かもしれません。

今は毎日混ぜなくても、2,3日に1回、食べたいなと思うときに混ぜて、きゅうりなどを埋め込んでおきます。

暑い時期なら、夕方埋め込んでそのまま常温で浅漬けで夕食に食べることもあります。

良い状態のぬか漬けは、とてもフルーティな香りがします。ぬかを使った化粧品もあるくらいなので美肌効果もあるのでしょう。ぬか床を触った後の手も、しっとりフルーティでいい感じです。

そして、もしちょっとくらいぬか床がダメになってしまっても大丈夫。

  • 悪い部分を取る
  • 水分が多ければ水分を取る(キレイなスポンジでも取れます)
  • 塩を混ぜる

で何度も復活させています。

【基本的な材料】

  • 生ぬか…1kg
  • 水…1L
  • 天然塩…130g

そしてあれば、

  • ビール
  • 防腐防虫にトウガラシ
  • 昆布やにぼしなど出汁になるもの
  • ゆずの皮など

そこに野菜くず(ヘタや葉っぱなど)を入れて2,3回捨て野菜をします。

捨て野菜の水分がぬか床の育菌には重要なので、しっかり絞ってみてください。

ぬか床を始めて2週間くらいで出来上がりです。

きゅうりやナス、にんじん、かぶ、ズッキーニなど、いろいろ漬けて試してみるのも楽しいです。

容器は、ジップロックでも手軽に作ることができます。私は、もうちょっとたくさん漬けたくて途中からタッパーに変えましたが、省スペースで気軽に始められるのは魅力です。

最初からビニールパックになっているぬか床セットも売っているので、手軽に始めることができますよ。

まとめ

ときどき混ぜる手間はありますが、その手間をはるかに上回る乳酸菌パワーでお腹がキレイになります。

何より自分だけの菌を育てる楽しさにハマり、ぬか床5代目の私。

ぜひ、美味しくゆるく、ぬか漬けを楽しんでみてください。

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