こんにちは。温活アドバイザーのAkiです。
寝起きが良くない、なんとなくすっきりしない、そんなことはありませんか。
それは、もしかするとマグネシウム不足が関係しているかもしれません。
朝にお白湯を一杯飲むと、内臓が温まり良いとされていますが、そこにあなたの家庭にも必ずある、あるものをちょい足しするだけで、なんとマグネシウムが補給され、不調改善にも効果があると言われているのです。
今回は、体の巡りも良くなって元気になれる、良いことづくしの「マグネシウム白湯」をご紹介します。
マグネシウム不足の現代人
体に欠かすことのできない必須ミネラルのマグネシウムは、わかめや昆布、もずくなど、昔ながらの日本の食事に多く含まれています。
そして、塩化マグネシウムといえば「にがり」。塩に深く関係している成分と言えるのです。
ところが、現代人はこのマグネシウムが不足していると言われているのです。
戦後、食の欧米化や塩の製造方法が変わったことなども理由の一つと言われています。
マグネシウムは、血流の促進や骨や筋肉の強化などに深く関わっているため、不足すると様々な不調が出てきてしまいます。最近では、高血圧や糖尿などの生活習慣病とマグネシウム不足が深く関わっていることもわかってきたようです。
塩が人類を救う?
ちょっと大きな話になりますが、人類は海から進化してきたと言っても過言ではありません。
マグネシウムと何が関係あるの?と思われるかもしれませんが、「海水」はとっても大事なキーワードなのです!
なんと、海水の塩分のうち、約78%は塩化ナトリウム(塩)ですが、次に多い成分として塩化マグネシウムと硫酸マグネシウムを合わせると約16%という構成になっています。
<海水のマグネシウム比率>
海水の塩分濃度は測定の位置により一様ではないが、塩分の構成についてはほぼ一定である。
この内、塩分は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B0%B4
やはり海水に多く含まれるマグネシウムは、人間には無くてはならないミネラルのひとつだと言えます。
胎児が入っている羊水の成分は、海水に近いというのも驚きの事実。
ということは、海のミネラルをそのまま摂取するのが人間にとって自然なことなのですね。
ちなみに、マグネシウムとカルシウムの摂取比率は2:1が良いと言われていますが、これも海水の比率と同じとはおもしろいですね。
もともと海水から塩を製造する日本では、必要なミネラル分を毎日自然に摂取していたのでしょう。
ところが、数十年前に塩の製造方法が変わってしまい、現在主流である製造方法では、塩に含まれるマグネシウムが減っているようなのです。
〇塩とにがり
私は家で使う調味料としての塩は、できるだけ海水に近いミネラル分が多く含まれているものを選ぶようにしています。
マグネシウム含有量としては、100gあたり500mg以上のものがおすすめです。
急に食生活そのものを変えることは難しくても、自宅の塩をマグネシウム含有量の高いものに置き変えることは手軽に始められるのではないでしょうか。
寝起きの「マグネシウム白湯」
水道水を10分から15分沸騰させることで、残留塩素などの有害物質を取り除いたものが「お白湯」
胃腸全体を温めて活性化させることで様々な効果が期待できます。
お白湯の効果
- 消化を助ける
- 基礎代謝が上がる
- 便秘の解消
- デトックス効果
朝からコップ一杯程度、ふーふーして飲めるくらいの温度がベスト。
一番体温が低い朝に飲んで、内臓を目覚めさせるのが効果的なのです。
そして、マグネシウム濃度の高い塩をひとつまみ入れて飲めば、マグネシウムもしっかり補給できる「マグネシウム白湯」に。
私はマグネシウム含有量が世界で一番多い塩として過去ギネスブックに認められた沖縄の塩「雪塩」をお白湯に使っています。
沖縄のお土産屋さんでは雪塩のちんすこうなども多く売られているため、ご存知の方も多いかもしれません。
一般的にスーパーなどで多く売られている塩のマグネシウム含有量は、100mgから500mg(100gあたり)のものが多い印象ですが、「雪塩」はなんと3310mg(100gあたり)も含まれているのです!
しかも、それでいて塩の中では塩分濃度が低めなので、減塩という意味でもとてもありがたい塩なのです。
毎日使う塩をマグネシウム含有量が高いものにするだけで、自然と体調も整ってくるかもしれませんね。
まとめ
塩に含まれるマグネシウムは必要不可欠なのに、減塩商品が並ぶのは少し矛盾しているような気がしますよね。
ぜひ塩の成分表を確認して、マグネシウム含有量の高いものを選んでみてください。
そして、体もぽかぽかで元気になれる「マグネシウム白湯」もぜひお試しください。