こんにちは。温活アドバイザーのAkiです。
リモートワークや運動不足などで、ひと昔前に比べて体を動かすことが減っている現代人。
なんとなく身体が重い、だるい、などの体の不調は、もしかすると体の血流が滞り気味になっていることが原因の一つかもしれません。
今回は「体の温めポイント」を直接温める方法をご紹介。
効率的に血流アップするために、体にはいくつかの温めポイントがあることをご存知でしょうか。
体のある部分をただ温めるだけなので、とても簡単。リモートワーク中やソファでのリラックスタイムにしっかり温活できちゃいます。
効率的にからだを温めて、不調に負けない強い体をつくっていきましょう!
血行不良は不調の原因にも
血液は、酸素や栄養素を全身の末端の細胞まで運ぶ役割をしています。
血液の循環が悪くなると、そういった酸素や栄養も全身に行き届かなくなり、さらに老廃物まで蓄積されてしまうのです。
その結果、下記のようなさまざまな不調が引き起こされてしまいます。
- 肩こり
- むくみ
- 冷え性
- 生理不順
- 腰痛
- 眼精疲労
- 自律神経の乱れ
血流が滞るということは、栄養が全身に行き届かなくなるということに他なりません。
体中の血液のめぐりを良くして、体中の隅々の細胞を元気にしてしまいましょう!
からだの「温めポイント」を温める
人の体は、心臓がポンプの役割となって全身に血を送っているため、どうしても心臓から遠い足元は冷えやすくなってしまいます。
そして、上半身と下半身で温度差ができやすいという構造に。
その温度差をできるだけ少なくするためには、下半身を温めることがとても大事。
まさに「頭寒足熱」。読んで字のごとく、頭を冷やして足を温める、ということです。
特に、「お腹(骨盤まわり)」、「お尻(太もも)」、「首・手首・足首」を温めることがポイント。
その3点を意識して温めると、全身の血の巡りが良くなり、効率的に血流アップすることができるのです。
それぞれの温めポイントには、効率的に温まるための理由があります。
〇お腹(骨盤まわり)
腸や子宮などの臓器が集まっているため、温めることで内臓の働きが活性化する。
〇お尻(太もも)
太ももやお尻には、骨盤の後ろから太ももの横まで伸びている大殿筋(だいでんきん)など大きな筋肉がありたくさんの血流が通っているため、温めることで全身をよく温めることができる。
〇首・手首・足首
名前に首がつくこの3つの部位は、皮膚のすぐ下を太い動脈(頸動脈など)が通っているため、温めることで全身に温かい血がめぐります。
春と夏も冷やさない工夫
まずは、お腹、お尻、首などの「体の温めポイント」を冷やさないことが重要です。
秋冬のファッションではハイネックのセーターや腹巻で温めることができても、気温の高い春や夏はなかなか難しいかもしれません。
そんな季節でも、深ばきのショーツにしたり、薄手に腹巻きやレギンスなどで重ね履きをするのはおすすめです。たった一枚のことですが、お腹を冷やさないことを考えると、深ばきショーツの安心感は一度履くと手放せません!
また、自宅専用でレッグウォーマーやネックウォーマーを利用するなど、手軽に冷え予防することもできます。レッグウォーマーや腹巻などは、薄手のものであれば着用しても目立たず、そのまま上から服を着て出かけることもできるかもしれません。
春夏でも、見えないところでしっかりこっそり温活しちゃいましょう!
血流アップのための温めアイテム
冷やさないのはもちろんのこと、しっかり温めるためのアイテムも取り入れてみるとさらに効果的です。
夏以外は、なんとなく床暖房やホットカーペットが恋しくなることがあります。
じんわりと下半身が温かくなれば気持ちいいなぁと思います。
でも、電気代も高い。。
そんな時は、レンジで温めるタイプの湯たんぽがイチオシ。
ご存知、電子レンジで温めるだけで、温かさが約7時間持続するジェルタイプの湯たんぽです。
お腹やお尻などの「からだの温めポイント」を直接温めることができてとっても便利。そして、くり返し何度も使えるので、とってもエコで、電気代の節約になるのもうれしいですね。
そんな「レンジ式湯たんぽ」、冬は使っているという方も多いかもしれませんが、就寝時の布団の中専用アイテムになっていませんか。
実は、冬以外、夜の布団の中以外でも年中使える温活万能アイテムだということをご存知でしょうか。
自宅のリビングで、お腹やお尻、腰などを温めるにはまさにうってつけ。
いつでもどこでも、座っている時間を温活タイムにできてしまうのです。
- リモートワーク中に
- ソファに座っている時に
- テレビを見ている時に
- 夜ソファでのリラックスタイムに
軽くて持ち運びも楽なので、例えばピクニックやバーベキューなどの日帰りのアウトドアや車中泊など、熱源がない場所でも温まることができるのは嬉しいですね。
自宅でレンチンしたものを保温バックに入れて持ち運ぶと、7時間の保温時間も多少持続しそうです。
ちなみに、使用頻度にもよりますが、私の初代レンジ式湯たんぽは約10年使っています。
さすがに劣化してきたので最近2代目を購入しましたが、温活アイテムとしてはコスパは最強。
冬の寝室以外でも年中大活躍のレンジ式湯たんぽ。ぜひ毎日の温活タイムにも取り入れてみてください!